18歳になると変わること

契約、マルチ、連帯保証について知ろう

11)どの時点で帰るか

あなたを誘ってきた若い人たちの中に勧誘のプロがいるとは考えられません。彼らの役割はあくまでも勧誘のプロにあなたを紹介することです。

同級生や少し上の先輩と2人だけで話しているときにマルチの話になったら、その時点できっぱり断って帰りましょう。

さて、本当に話したいことはここからです。
どの時点で帰れば勧誘のプロに会わずに済むか、つまりマルチの被害にあわずに済むかということです。彼らの領域に入り、彼らに話をさせたらおしまいです。
どの時点で帰るか、具体的な場面と動きをイメージしておきましょう。

◆マンションやビルに入ろうとしたら
中に入ろうとした時点で帰りましょう。
マンションの一室やビルの会議室などで勧誘のプロが待っています。

セミナーや説明会の会場に来たら
会場らしい場所が見えた時点で帰りましょう。
勧誘のプロたちが大勢で待っています。

◆レストランや喫茶店に入ったら
知らない人が待っていたら、座らずに帰りましょう。

4人テーブルの奥の席はキケンです。
相手に囲まれたら帰れなくなるからです。奥の席をすすめられても、必ず通路側に座ってください。いつでも帰れる位置にいることが大切です。

知らない人が後から来たら、あいさつをするふりをして立ち上がりそのまま帰りましょう。

勧誘のプロに話をさせたら契約するまで帰してくれません。
相手に話をさせない、被害にあわないためにはそれしかないのです。