18歳になると変わること

契約、マルチ、連帯保証について知ろう

竜馬がゆく

何度読んだかわからない。
小説の後半、薩長連合の行方を左右する場面が特にいい。

竜馬ぬきで対座した両藩は、どちらも同盟の話を切り出すことができない。ついに桂小五郎は帰国を決意し、遅れてやってきた竜馬にその旨を伝える。この期に及んでなお藩の体面や武士の面目を口にする小五郎に竜馬は激怒するが、桂は最後にこう語ったと記録されている。

薩州、皇家ニ尽スアラバ、長州滅スルトイヘドモ亦天下ノ幸ナリ

薩長連合の交渉を打ち切って帰国すれば、長州は単独で幕府の大軍をむかえ討つことになり、疲弊しきった彼らに勝てる見込みはない。それでも小五郎は「薩摩藩が後に残って皇家に尽くし天下のために奮闘してくれるなら、われわれは滅んでも悔いはない」というのだ。
この言葉に竜馬は感動し、西郷のもとに駆けつけ、薩長連合は成立する。
竜馬、桂、西郷、それぞれの個性が見事にぶつかり合い輝き合う最高の場面だ。

竜馬がゆく
大好きな小説であり、背中を押してくれる言葉でもある。

 

追い込まれたら四球狙い

自分がバッターで、いきなりノーボール・ツーストライクと追い込まれたらどうしますか? 野球素人の私は「何とかヒットを打つ!」だと思っていたのですが、元プロに聞いたところ「四球狙い一択」だそうです。

そもそもヒットを打てる確率は低く、追い込まれればなおさらピッチャー有利になる。一塁に走者として生き残るためには、フォアボールを狙うのがいちばん確実というわけです。
誘ってくるボール球には決して手を出さず、三振をとりにきた勝負球はファールでねばり、相手のミスを待って生き残る。追い込まれているはずのバッターが、実はセオリー通り冷静にプレーしている。あらためて「生き残る」ための鉄則を野球から学びました。

ボール球に手を出してアウト、勝負球を見逃して三振。
セオリーを忘れ、冷静さを失い、思考が停止した結果です。

「追い込まれたら四球狙い」
逃げているように見えるかもしれませんが、攻めているのです。

 

きのうと同じことを今日もする

覚悟を決めた人の生き方を表した言葉。きのうと違うことをと考えるのはまだ迷っているから。勉強でも仕事でも生きることでも、覚悟を決めたプロフェッショナルに迷いはない。
もちろん個人にも社会にも進化や革新は必要。ただし本当の進化とは継続の線上で起こるものであり、本物の革新とは繰り返しの中から生まれるものだ。だからこそ、その変化は分厚くてしぶとい。

「努力は必ず報われる」
「あきらめなければ夢はかなう」
「宝くじは買わなければ当たらない」

結果を出す人は、きのうと同じことを今日もする。
努力だなんて思わずに、夢だなんて考えもせずに。

 

人にはふさわしき贈り物を

 Let Each Man Be Paid in Full

刑事コロンボ旧シリーズの最終話「策謀の結末」に登場するウイスキーのラベルに書いてある言葉。1日の労働を終え、このウイスキーを口にするときには、誰もがそれぞれの至福を味わってほしいという思いが伝わってくる。これがフィクションとはもったいない。
そしてこの英文が見事な日本語に翻訳されている。
「人にはふさわしき贈り物を」

ドラマの中で詩人でもある中年の革命家は、若き同志には「すてきな贈り物は届いているかい」と陽気に語りかけ、裏切り者には「これがお前にふさわしい贈り物だ」とその死体に向けてウイスキーの瓶を足で転がす。

世の中には人の力ではどうにもならない運命や偶然、宿命や因果といったものがあり、オリジナルの英文も簡単な単語だけでそれを十分に表している。ただこの言葉を口にする犯人が詩人であることを考えると、日本語訳の方がグッと輝いてくる。

「人にはふさわしき贈り物を」
法律には書いてないが、これが世の中の最も基本的なルールだと思う。

 

ふつうに生活をしていて

借金の連帯保証人を頼まれることはまずないと思います。

ドラマや映画のようなことは、ふつうは起きません。

でも万が一、お世話になった人や昔からの親友に頼まれたら、どうやって断ればよいでしょうか。

やはりそこは深呼吸をひとつして、
「連帯保証人にはなれない」とはっきり伝えましょう。

そしてその上で、借金を整理して再出発するときは「力になりたい」と話してみてはいかがでしょうか。

決して見放すわけではありません。
いつ応援するかの問題です。

 

8)連帯保証人のまとめ

◆連帯保証人にだけはなるな
借金の連帯保証人には、絶対になってはいけません。
リスクしかないし、損しかしないからです。

◆連帯保証は借金よりもつらい
借金の連帯保証人は、お金を借りた人と全く同じ義務を負います。
したがって、借りた本人に何かあれば、お金を貸した人は無条件で連帯保証人にすべての支払いを求めることができます。

◆契約は書面で
保証人になる契約は、書面でしなければ成立しません。
(口約束だけで連帯保証人にされることはありません)

◆事業用の借金
親せきや友人などの第三者を「事業用の借金」の保証人にするときは、契約をする前に、公証人による意思の確認が必要になります。

◆根保証
個人が根保証をするときは、具体的な金額で保証の上限額(極度額)を決めておかなければなりません。

 

7)借金で苦しんでいる方へ

借りたものは必ず返さなければなりません。
返すつもりがないのにお金を借りれば、それは詐欺です。

しかし病気やケガ、失業などにより、どうしても苦しいとき、借金を整理して負担を軽くすることを考えてみてください。
利息を払うためにまた借金、借金を返すためにまた借金。
これでは何も解決しないからです。

個人が正式に借金を整理する方法として、次の4つがあります。
1)任意整理
2)特定調停
3)個人再生
4)自己破産

これらの手続きを行うことで、これから払う利息や残っている借金の全部または一部を免除してもらえる可能性があります。

どの手続きが適切なのかは、それぞれの状況を確認して決める必要がありますので、法律の専門家(弁護士など)に相談することをお勧めします。