18歳になると変わること

契約、マルチ、連帯保証について知ろう

ボールマークの直し方

ボールマークの外側からグリーンフォークを約45度の角度で入れ、まわりの芝をへこんだところに寄せるように直してください。最後にパターのソールで軽くタップして平らにならせば OK です。

◆ボールマークを直す理由
健全な芝は、縦方向への根と横方向への根がしっかりと張っており、球が回転しながら勢いよく落下してきても、地下の根まで切れてしまうということはまずありません。しかし、落下の衝撃でつぶされてしまった地上の葉や茎は、根からの養水分を十分に吸収することができなくなり、放置しておくと黄色く変色し枯れてしまいます。
パッティンググリーンの美しい緑を維持するためには、グリーンフォークを使ってボールマークのまわりの芝を寄せ広げ、衝撃を受けて損傷した葉や茎の部分を、健全な芝で覆ってあげることが必要なのです。

 

ディボット跡の直し方

ディボット跡は目土で埋め、切り取った芝生(ディボット)がある場合は、それを目土の上にのせて軽く踏んでおいてください。

◆ディボット跡を直す理由
目土をしておけば、まわりの芝の生育とともに、ディボット跡も自然に芝で覆われてしまうからです。切り取られた芝生(ディボット)も、条件さえ良ければ再び根を張り土に根付くからです。放置さえしなければ、自然の回復力によりコースは維持されるのです。

 

バンカーへの入り方、出方

使用するクラブとバンカーレーキを持って、いちばん低い平らな所から静かに入り、同じ所から出てください。そしてバンカーから出るときは、自分が作った足跡やデコボコを、バンカーレーキを使ってきれいに(元どおりに)直してください。
ゴルフでは、自分がプレーする前の元の状態にもどす、これはとても大切なことなのです。

◆バンカーレーキを置く場所
バンカーレーキという「動かせる障害物」をコース上に放置するわけですから、球の動きに最も影響を与えない場所に置くのがベストです。
バンカーレーキは、バンカーのまわりに低くて平らな場所があればそこに、なければバンカー内の低くて平らな場所に、プレーの線と平行になるように置いてください。なお、バンカー内では、レーキ全体を中に置くのではなく、「柄」の部分をバンカーの縁にかけて置いてください。

 

まずはエチケットから

私がゴルフに夢中だったころ、ゴルフのルールは「エチケット」から始まっていました。「用語の定義」や「プレーについての規則」よりも前に、ルールの第1章として「エチケット」について書かれていたのです。

エチケットとは、まわりの人への配慮であり、同じ組の人はもちろん、名前も顔も知らない他の組のプレーヤーやゴルフ場関係者に対して心をくばることです。
例えば、クラブを振る場所や球が飛んでいく方向の安全を確認する。プレーの邪魔になるようなことはしない。速めのペースでプレーすることを心がける。そして全員が同じコンディションのもとでプレーできるよう、バンカーやディボット跡、ボールマークなどはきちんと直しておく。
これらはすべて自分のためではなく、自分以外の人のために行うことです。知らない誰かのために行い、知らない誰かがあなたのために行う。ゴルフが好きという一点で結ばれた見知らぬ相手への心くばり、それがエチケットです。

これからゴルフを始められる令和の若きプレーヤーのみなさん、ゴルフというゲームは、まずはエチケットから始まるのです。

 

竜馬がゆく

何度読んだかわからない。
小説の後半、薩長連合の行方を左右する場面が特にいい。

竜馬ぬきで対座した両藩は、どちらも同盟の話を切り出すことができない。ついに桂小五郎は帰国を決意し、遅れてやってきた竜馬にその旨を伝える。この期に及んでなお藩の体面や武士の面目を口にする小五郎に竜馬は激怒するが、桂は最後にこう語ったと記録されている。

薩州、皇家ニ尽スアラバ、長州滅スルトイヘドモ亦天下ノ幸ナリ

薩長連合の交渉を打ち切って帰国すれば、長州は単独で幕府の大軍をむかえ討つことになり、疲弊しきった彼らに勝てる見込みはない。それでも小五郎は「薩摩藩が後に残って皇家に尽くし天下のために奮闘してくれるなら、われわれは滅んでも悔いはない」というのだ。
この言葉に竜馬は感動し、西郷のもとに駆けつけ、薩長連合は成立する。
竜馬、桂、西郷、それぞれの個性が見事にぶつかり合い輝き合う最高の場面だ。

竜馬がゆく
大好きな小説であり、背中を押してくれる言葉でもある。

 

追い込まれたら四球狙い

自分がバッターで、いきなりノーボール・ツーストライクと追い込まれたらどうしますか? 野球素人の私は「何とかヒットを打つ!」だと思っていたのですが、元プロに聞いたところ「四球狙い一択」だそうです。

そもそもヒットを打てる確率は低く、追い込まれればなおさらピッチャー有利になる。一塁に走者として生き残るためには、フォアボールを狙うのがいちばん確実というわけです。
誘ってくるボール球には決して手を出さず、三振をとりにきた勝負球はファールでねばり、相手のミスを待って生き残る。追い込まれているはずのバッターが、実はセオリー通り冷静にプレーしている。あらためて「生き残る」ための鉄則を野球から学びました。

ボール球に手を出してアウト、勝負球を見逃して三振。
セオリーを忘れ、冷静さを失い、思考が停止した結果です。

「追い込まれたら四球狙い」
逃げているように見えるかもしれませんが、攻めているのです。

 

きのうと同じことを今日もする

覚悟を決めた人の生き方を表した言葉。きのうと違うことをと考えるのはまだ迷っているから。勉強でも仕事でも生きることでも、覚悟を決めたプロフェッショナルに迷いはない。
もちろん個人にも社会にも進化や革新は必要。ただし本当の進化とは継続の線上で起こるものであり、本物の革新とは繰り返しの中から生まれるものだ。だからこそ、その変化は分厚くてしぶとい。

「努力は必ず報われる」
「あきらめなければ夢はかなう」
「宝くじは買わなければ当たらない」

結果を出す人は、きのうと同じことを今日もする。
努力だなんて思わずに、夢だなんて考えもせずに。