18歳になると変わること

契約、マルチ、連帯保証について知ろう

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ふつうに生活をしていて

借金の連帯保証人を頼まれることはまずないと思います。 ドラマや映画のようなことは、ふつうは起きません。 でも万が一、お世話になった人や昔からの親友に頼まれたら、どうやって断ればよいでしょうか。 やはりそこは深呼吸をひとつして、「連帯保証人には…

8)連帯保証人のまとめ

◆連帯保証人にだけはなるな借金の連帯保証人には、絶対になってはいけません。リスクしかないし、損しかしないからです。 ◆連帯保証は借金よりもつらい借金の連帯保証人は、お金を借りた人と全く同じ義務を負います。したがって、借りた本人に何かあれば、お…

7)借金で苦しんでいる方へ

借りたものは必ず返さなければなりません。返すつもりがないのにお金を借りれば、それは詐欺です。 しかし病気やケガ、失業などにより、どうしても苦しいとき、借金を整理して負担を軽くすることを考えてみてください。利息を払うためにまた借金、借金を返す…

6)保証の上限額を決めないと契約は無効になる

保証の中には、次の場合のように、契約をした時点では「保証する額が決まっていない」ものがあります。 ◆アパートなどの連帯保証人になる家賃の滞納が続くと保証する額が増える ◆入院するときの連帯保証人になる入院費や治療費がかさむと保証する額が増える …

5)借金が事業用のときは

親せきや友人などの第三者を「事業用の借金」の保証人にするときは、契約をする前に、公証人による意思の確認が必要になります。 これは、事業や保証のことをよくわかっていない人が保証人にさせられることを防ぐためのルールです。 必ず本人が公証役場に行…

4)保証人になる契約は「書面」でしなければならない

保証人になる契約は、書面でしなければ成立しません。(口約束だけで連帯保証人にされることはありません)[メモ]手紙を書きたいから住所と名前を教えてほしい。そう言って A4 の白紙の右下あたりを指さして、ここに書いてくれと頼まれたらどうしますか? …

3)連帯保証は借金よりもつらい

借金の連帯保証人になると、実際にお金を借りて使った人と全く同じ義務を負うことになります。借りたお金を見てもいないのに、利息を払ったり借金を返したりする義務だけは全く同じに負うのです。 したがって、借りた本人に何かあれば、お金を貸した人は無条…

2)借金の連帯保証人

借金の連帯保証人には、絶対になってはいけません。リスクしかないし、損しかしないからです。 家族のほかに連帯保証人が必要な人には、すでにかなりの額の借金があります。そして本人や家族には、借金を返す力や担保になる財産は残っていません。つまり、自…

1)連帯保証人にだけはなるな

おそらく私が人生で初めて知った世の中の教訓だと思います。 何で知ったのかも覚えていませんし、社会に出てかなりたつまで連帯保証人の本当の意味も理解していませんでした。でもこの言葉だけは、小学生のころからずっと頭の中に残っています。 なぜ小学生…

はじめに

このブログは、若い人たちに世の中のことを知ってもらいたくて書いています。 第3回のテーマは「連帯保証人」です。 断りきれずに連帯保証人になってしまい、すべてを失うのを防ぐことが目的です。 内容は、・借金の連帯保証人になると・借金が事業用のとき…